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マダムNの神秘主義的エッセー

神秘主義的なエッセーをセレクトしました。

66 神智学に満ちているアントニオ・タブッキの世界 ②「インド夜想曲」

シエナ Free Images - Pixabay イタリアの作家アントニオ・タブッキ(Antonio Tabucchi, 1943 - 2012)はピサで生まれ、ポルトガルの首都リスボンで亡くなった。シエナ大学でポルトガル語と文学を教えた。 「ユリイカ 6月号 第44巻第6号(通巻611号)『アン…

65 神智学に満ちているアントニオ・タブッキの世界 ①「ベアト・アンジェリコの翼あるもの」

Free Images - Pixabay オーラが見え始めたのは大学生の頃からだった。 わたしのいうオーラとは、H・P・ブラヴァツキー『神智学の鍵』(神智学ニッポン・ロッジ、竜王文庫、平成7年改版)の「用語解説」にある、「人間、動物、その他の体から発散される精妙…

32 神格化された漱石 ①神仏分離政策の影

漱石の弟子たちや、第二次大戦後に左傾化した教育機関の研究者たちによって神格化され、国民作家として不動の地位を占めるようになった漱石。野口英世の前に千円札に印刷されていたのは漱石だった*1 果たして彼はそうした器の人であったのか、検証してみたい…

31 「内側」の拡がりを欠くジブリ映画『思い出のマーニー』

ノリッチのウェンサム (Wensum) 川From Wikimedia Commons, the free media repository ジブリ映画『思い出のマーニー』*1を観た。 とても美しい映像とマーニーの魅力に惹かれたが、いつもジブリ作品に感じるように、今回も違和感があった。 ジョーン・G・ロ…