マダムNの神秘主義的エッセー

神秘主義的なエッセーをセレクトしました。

53 ブラヴァツキーの神智学を誹謗中傷する人々 ④ 浮かび上がる反日・在日問題、新興キリスト教問題、ヒプノセラピー(催眠療法)問題

☆インデックス アメリカ、アリゾナ州の化石の森国立公園 Free Images - Pixabay わが国でブラヴァツキーをバッシングしている記事を調べることで、バッシングしている人々の利害関係と目的が明らかになるはずである。調べているうちに、三つの問題が浮かび上…

52 座右の書にふさわしいH・P・ブラヴァツキー『沈黙の声』

☆インデックス Free Images - Pixabay ブラヴァツキーが東洋の古典から英訳、解説した『沈黙の声(The Voice of the Silence)』は、神智学に関心のある人にもそうでない人にも感銘を与える本だと思うので、エッセー50「ウィリアム・ジェームズに対する疑義…

51 神智学協会の歴史を物語る古い映像を含むドキュメンタリー

☆インデックス Free Images - Pixabay 「Theosophical Society」によって2013年3月8日に公開された神智学協会の歴史を物語る古い映像を含むドキュメンタリー動画を見つけたので、貼っておく。神智学協会の初期の歴史から、アメリカで神智学協会の形成されて…

50 ウィリアム・ジェームズに対する疑義、神智学協会国際本部7代会長だったラーダ・バーニアのインド舞踊

☆インデックス Free Images - Pixabay 今、H・P・ブラヴァツキー『沈黙の声』をジェフ・クラーク訳と星野未来訳とで読んでいる。一方を読んでよくわからなかったところを他方で読むとわかることがあるので、わたしには両方が必要だ。 新訳 沈黙の声 Kindle…

49 絵画に見る様々なマグダラのマリア

☆インデックス Free Images - Pixabay 執筆中の拙児童小説『不思議な接着剤』にはグノーシス主義の福音書文書の一つ 『マリアによる福音書』に登場するマグダラのマリアをモデルとした人物を登場させるため、マグダラのマリアについて自分なりに調べてきた。…

48 失われたと思っていた中国五千年の芳香

☆インデックス Free Images - Pixabay たまたま出合った動画だった。 「夢醒」という中国語のタイトルの歌で、ソロ歌手のお名前は姜敏とおっしゃるようだ。 何かなつかしいとしかいいようのない情感でいっぱいになり、涙がとまらなくなった。 後で家族に聴か…

47 アルコールの害について(成仏した義祖父の話)

☆インデックス Free Images - Pixabay わたしはアルコールや煙草が死後どのような影響を及ぼすかについて義祖父(夫の父方の祖父)を通して貴重な考察を行ったので、それについて書きたいと思う。わたしの個人的な考察にすぎないため、誤りが含まれている可…

46 ブラヴァツキーの神智学を誹謗中傷する人々 ③ブラヴァツキーの名誉回復

☆インデックス Free Images - Pixabay 日本語版ウィキペディアのブラヴァツキー、神智学、神智学協会に関するページの記述があまりに低俗、お粗末であることから疑問に思い、外国語版ウィキペディアを参照してみようと思ったことから外国語版ウィキペディア…

45 祐徳稲荷神社参詣記 ①2012~2014年

☆インデックス Free Images - Pixabay 45 祐徳稲荷神社参詣記 ①2012~2014年 71 祐徳稲荷神社参詣記 ②2016年6月15日72 祐徳稲荷神社参詣記 ③2017年6月8日 74 祐徳稲荷神社参詣記 ④神仏習合 78 祐徳稲荷神社参詣記 ➄扇面和歌から明らかになる宗教観 2012年か…

44 ヴァージニア・ウルフの知性美と唯物主義的極点

☆インデックス Free Images - Pixabay ナイジェル・ニコルソン(市川緑訳)『ヴァージニア・ウルフ (ペンギン評伝双書)』(岩波書店、2002年)を読んだ。作品の評論的な部分は少ないが、ヴァージニア・ウルフという人物を知る上では好著だと思う。 ただ、…

43 H・P・ブラヴァツキーが出てきた最近の単なる夢三つ

☆インデックス Free Images - Pixabay H・P・ブラヴァツキーが出てくる夢を三日連続して見た。神秘主義的な雰囲気の夢ではなく、ありふれた夢で、記録しておかなければ、あっという間に忘れてしまいそうな夢にすぎない。それでも、ちょっと面白いと思った…

42 レオ・ペルッツが飼っていたレオ・ペルッツ虫と神智学

☆インデックス Free Images - Pixabay こんな記事ばかり書いていると、そのうちお叱りを受けるのではないかと怯えているが、また書いてしまう。 でも、わたしのように性格の悪い人間が書かなければ、誰も書かない。神智学徒には知的で奥ゆかしい人が多いので…

41 個人を取り巻いているオーラの質

☆インデックス Free Images - Pixabay H・P・ブラヴァツキー(ボリス・デ・ジルコフ編纂, 老松克博訳)『ベールをとったイシス 第1巻 科学 下 』(竜王文庫、平成27年)によると、霊媒性はその個人を取り巻いているオーラの質でわかるという。 霊媒性は,…

40 ブラヴァツキーの神智学を誹謗中傷する人々 ②三浦関造の雛たちに危いまなざしを向ける人

☆インデックス 26 ブラヴァツキーの神智学を誹謗中傷する人々 ①ブラヴァツキーとオウムをくっつける人 Free Images - Pixabay 今年はブラヴァツキーの神智学や神智学協会、それを日本に紹介した一人であった竜王会の創設者三浦関造に対する誹謗中傷にわたし…

39 魔女裁判の抑止力となった、暗黒の時代の神秘主義者たち

☆インデックス Cathars13th century出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons) 上山安敏『魔女とキリスト教』(講談社・講談社学術文庫、1998年)によると、魔女裁判が本格化したのは12世紀以降の異端審問が鎮静化した15世紀からだという。異…

38 シネマ「アレクサンドリア」 ③現代の科学者にすぎなかった映画のヒュパティア

☆インデックス Ambrose Dudley, (fl. 1920s)The Burning of the Library at Alexandria in 391 AD出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons) 映画「アレクサンドリア」*1を観た。 地中海の真珠と謳われた、国際的学術都市であったアレクサンドリア…

37 シネマ「アレクサンドリア」 ②ヒュパティアが属した新プラトン派

☆インデックス O. Von Corven The Great Library of Alexandria アレクサンドリア図書館の内部(想像図)右上に巻子本を収めた棚が、手前に巻子本を抱える人物が描かれている。 出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons) 新プラトン派の最後を飾…

36 シネマ「アレクサンドリア」 ①新プラトン主義最後の女性哲学者、ヒュパティア

☆インデックス Drawn by Jules Maurice Gaspard (1862–1919) 1908年の想像画出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons) ヒュパティアは古代アレクサンドリアに生きた新プラトン主義最後の女性哲学者で、輝かしい知性と美貌で名高く、アレクサンド…

35 本もオーラを放っている

☆インデックス Free Images - Pixabay 寝床で本を読んでいたためか、次のような夢を見た。 知っている文学部の老教授が亡くなる(現実には何年も前の出来事)。 わたしはバンガロー風のカフェにいて、わたしに宛てられたという形見となってしまった2冊の雑…

34 枕許からのレポート

☆インデックス Free Images - Pixabay はじめに わたしは自称・神秘主義者で、そのことを人様から怪訝に思われていることでしょう。実をいいますと、わたしが神秘主義者と自称する根拠が、「枕許からのレポート」という作品に潜んでいるのです。 これは、2…

33 新訳『北風のうしろの国』、ジョージ・マクドナルドとC・S・ルイス

Free Images - Pixabay ジョージ・マクドナルドの“At the Back of the North Wind ”(1871)を初めて読んだのは、子供のころに買って貰った児童文学全集の次の本でだった。 世界の名作図書館〈9〉北風のうしろの国へ・まほうのベット マクドナルド (著), ノ…

32 神格化された漱石 ①神仏分離政策の影

漱石の弟子たちや、第二次大戦後に左傾化した教育機関の研究者たちによって神格化され、国民作家として不動の地位を占めるようになった漱石。野口英世の前に千円札に印刷されていたのは漱石だった*1 果たして彼はそうした器の人であったのか、検証してみたい…

31 「内側」の拡がりを欠くジブリ映画『思い出のマーニー』

ノリッチのウェンサム (Wensum) 川From Wikimedia Commons, the free media repository ジブリ映画『思い出のマーニー』*1を観た。 とても美しい映像とマーニーの魅力に惹かれたが、いつもジブリ作品に感じるように、今回も違和感があった。 ジョーン・G・ロ…

30 テレパシーといわれるような体験から思うこと

Pixabay - Free Images わたしはエッセー28 で自身の未熟な、いわゆるテレパシー体験について、日記体小説『詩人の死』で書いた断片を引用した。 神秘主義ではよく知られていることだが、霊的に敏感になると、他の生きものの内面的な声(思い)をキャッチし…

29 わたしが観察したオーラと想念形体、そしてプライバシーに関わると考える他人のオーラ

わたしの目の前に、図書館から借りたジョルジュ・サンド*1の『ちいさな愛の物語』*2がある。 この中に「バラ色の雲」があるのを知ったからだが、昔読んだ気がして読んでみたくなったのだった。 ジョルジュ・サンド(1864年、ナダールによる肖像写真)出典:…

28 二つの神智学協会(追記:初めてヘレナ・レーリッヒの写真を見て)

「ネオ神智学」という用語を、無知なわたしは昨日知った。ブラヴァツキー、オルコットと共に神智学協会を設立したウィリアム・クァン・ジャッジ(1851 - 1896)は、ブラヴァツキーの死後、新たに指導者となったアニー・ベザント及びリードビーターと仲違いし…

27 もう一つの世界への扉であるような作品を書いていきたい

同じこの世を生きていても、あの世を視野に入れて生きる人と、この世でうまく生きることだけを考えて生きる人とでは、生き方がずいぶん違ってくることだろう。 そのいずれの場合にも段階が細かくあって、生き方は多種多様だ。同じ人間に見えているだけで、全…

26 ブラヴァツキーの神智学を誹謗中傷する人々 ①ブラヴァツキーとオウムをくっつける人

ウィキペディア日本版の「神智学」「神智学協会」はひどい書かれ方をしている。あれではないほうがましなくらいだ。 コリン・ウィルソン(Colin Wilson,1931年6月26日 - 2013年12月5日)、ルネ・ゲノン(René Jean Marie Joseph Guénon, 1886年11月15日 - 1…

25 ブラヴァツキー批判の代表格ゲノンの空っぽな著作『世界の終末―現代世界の危機』

エッセー24で、シモーヌ・ヴェイユが学友でシュルレアリストであったルネ・ドーマルと共にルネ・ゲノンの著作の愛読者だったという情報を紹介した。 Pixabay - Free Images そうだとすると、シモーヌがルネ・ゲノンの思想を受容し、自己形成に役立てた可能性…

24 ルネ・ゲノンからシモーヌ・ヴェイユがどんな影響を受けたかを調べる必要あり

このところ、シモーヌ・ヴェイユのことが頭を離れなかった。 Simone Weil (1909–1943) – a French philosopher, Christian mystic and political activist of Jewish origin.出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons) 東洋思想に関心がありながら…