マダムNの神秘主義的エッセー

神秘主義的なエッセーをセレクトしました。

72 祐徳稲荷神社参詣記 (3)2017年6月8日 (収穫ある複数の取材)

出典:Pixabay 神社という聖域には、実際に萬子媛のような高級霊が地上界を見守っていらっしゃるケースがあるということを、わたしは神秘主義的見地から確認してきた。 萬子媛のようなタイプの修行者をもたなければ、このようなタイプの守護者を日本は持つこ…

71 祐徳稲荷神社参詣記 (2)2016年6月15日

出典:Pixabay 2018年8月に、『鹿島藩日記 第二巻』(祐徳稲荷神社、昭和54)を祐徳博物館から購入した。それを読むと、萬子媛は病死なさったのではないか――との推測が成り立つ。一方では、萬子媛には断食入定の伝承があり、その可能性も否定し去ることはで…

70 YouTubeで視聴できる神智学協会ニッポン・ロッジ制作の動画

神智学協会ニッポン・ロッジ制作の動画「神智学を学ぶ」「勉強会動画」が公開されています。 theosophy.jp わたしは神智学協会の一会員にすぎませんが、40年神智学と共に生きてきて、神智学が生きる糧となっているため、それについて語らずにはいられません…

69 イルミナティ用語としての「市民」

出典:Pixabay やっと、「テロ等準備罪」が成立した。2017年6月15日配信の産経ニュースより、引用する。 共謀罪の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法は15日午前の参院本会議で、与党などの賛成多数で可決、成立した。 テロ…

68 今東光が訳した神智学書籍と日教組批判活動

出典:Pixabay 2013年10月頃から、佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社を創建した 鹿島藩主鍋島直朝公夫人萬子媛(1625年 - 1705年閏4月10日〔1705年6月1日〕)の小説を書きたいと思って準備を始め、2015年の10月末に第一稿を仕上げた。 そして、小説は第二稿に…

67 神智学に満ちているアントニオ・タブッキの世界 ③タブッキの円熟とフェルナンド・ペソアの青い果実

ポルトガル Free Images - Pixabay アントニオ・タブッキ(和田忠彦訳)『夢のなかの夢』(岩波書店〈岩波文庫〉、2013)の中で、タブッキは20人の芸術家に眠りを与え、彼らの代わりに夢を描いてやっている。シュールな夢の特徴をよく捉えているタブッキは、…

66 神智学に満ちているアントニオ・タブッキの世界 ②「インド夜想曲」

シエナ Free Images - Pixabay イタリアの作家アントニオ・タブッキ(Antonio Tabucchi, 1943 - 2012)はピサで生まれ、ポルトガルの首都リスボンで亡くなった。シエナ大学でポルトガル語と文学を教えた。 「ユリイカ 6月号 第44巻第6号(通巻611号)『アン…

65 神智学に満ちているアントニオ・タブッキの世界 ①「ベアト・アンジェリコの翼あるもの」

出典:Pixabay オーラの美しさ フラ・アンジェリコの描く、あまりに物質的な天使の翼や後光の謎 アントニオ・タブッキ『ベアト・アンジェリコの翼あるもの』について 【付録】ペテロとパウロについての私的疑問:『マリヤによる福音書』についての私的考察 …

64 2016年に実質的終焉を告げたノーベル文学賞

出典:Pixabay 64 2016年に実質的終焉を告げたノーベル文学賞75 ノーベル文学賞の変節、及び古代アレクサンドリアにおけるミューズ 純文学なんてない、という奇怪な純文学排斥運動がわが国で行われるようになった時期と、村上春樹がもてはやされるようになっ…

63 心霊主義に傾斜したメーテルリンクの神智学批判と、風評の原因

出典:Pixabay 63 心霊主義に傾斜したメーテルリンクの神智学批判と、風評の原因 76 モーリス・メーテルリンク『青い鳥』の罪な象徴性について モーリス・メーテルリンク(鷲尾浩訳)『メーテルリンク全集 第2巻(復刻版)』(本の友社、1989)を読んでおか…

62 マルク・シャガールが描いた愛と『聖書』(2016年9月23日に追記)

ミール城(ベラルーシ共和国)出典:Pixabay 最終日(2013年12月8日)に出かけた「シャガール展」。 以下のような展示内容だった。 ●油彩「エッフェル塔と新婚の二人」1928年「恋人たちとマーガレットの花」1949 - 50年 ●版画「母性」全5点、1926年「アラビ…

61 大戦前後の日本が透けて見えてくる、岩間浩編著『綜合ヨガ創始者 三浦関造の生涯』

出典:Pixabay 岩間浩『綜合ヨガ創始者 三浦関造の生涯 』(竜王文庫、2016)は、総合ヨガを創始し、わが国に近代神智学を紹介した三浦関造を描いた決定版である。 この書は「伝記」的ではあるが、同時に、三浦関造関係者の証言集ともいうべき性格を備えてい…

59 神智学をさりげなく受容した知識人たち――カロッサ、ハッチ判事 ②ハッチ判事

①ハンス・カロッサ Hans crossa出典:Wikimedia Commons 出典:Pixabay 死者Xから来た手紙―友よ、死を恐れるなエルザ・バーカー(著),キャシー・ハート(編集), 宮内 もとこ(翻訳)出版社: 同朋舎出版 (1996/03) http://www.amazon.co.jp/dp/4810422798…

58 神智学をさりげなく受容した知識人たち――カロッサ、ハッチ判事 ①ハンス・カロッサ(追記)

出典:Pixabay 側の丸椅子に積み重ねた本の中に、これから執筆しようとしているエッセーの資料となる2冊の本がある。一旦拙ブログ「マダムNの覚書」で記事にしかけたものの、放置していた。 エッセー 51「神智学協会の歴史を物語る古い映像を含むドキュメン…

57 ブラヴァツキーの神智学を誹謗中傷する人々 ⑧吉永進一「近代日本における神智学思想の歴史」の中で印象操作される三浦関造

出典:Pixabay 吉永進一「近代日本における神智学思想の歴史」の構成から見ていこう。 吉永進一「近代日本における神智学思想の歴史」『宗教研究』84 巻2 輯(2010年)ci.nii.ac.jp/naid/110007701175 (2016/6/10アクセス) 漢数字を算用数字に変えさせていた…

56 ブラヴァツキーの神智学を誹謗中傷する人々 ➆吉永進一「近代日本における神智学思想の歴史」から連想したオカルト情報誌とW・ジェームズ

出典:Pixabay 吉永進一「近代日本における神智学思想の歴史」を2015年12月27日の初回のアクセス時に通読し、今回のアクセスまでに何回か部分的に読んでいた。今回は印刷して読んだ。 吉永進一「近代日本における神智学思想の歴史」『宗教研究』84 巻2 輯(2010…

55 ブラヴァツキーの神智学を誹謗中傷する人々 ⑥20世紀前半のイタリアで

☆インデックス Free Images - Pixabay 神智学協会の影響を受けていたことがわかった海外の作家について調べていたとき、偶然、神智学とアントロポゾフィーに関する論文を閲覧した。 Marco Pasi、Joscelyn Godwin英訳、Theosophy and Anthroposophy in Italy …

54 ブラヴァツキーの神智学を誹謗中傷する人々 ⑤バッシングから遂にブラヴァツキーがゲームのキャラに

☆インデックス Free Images - Pixabay レスリー・プライスによって1985年に設立された「Theosophical History(神智学史)」という神智学組織には無所属の、神智学のすべての側面に専念独立した学術雑誌の記事をたまたま閲覧した。アムステルダム大学の Marc…

53 ブラヴァツキーの神智学を誹謗中傷する人々 ④ 浮かび上がる反日・在日問題、新興キリスト教問題、ヒプノセラピー(催眠療法)問題

アメリカ、アリゾナ州の化石の森国立公園出典:Pixabay わが国でブラヴァツキーをバッシングしている記事を調べることで、バッシングしている人々の利害関係と目的が明らかになるはずである。調べているうちに、三つの問題が浮かび上がってきた。 一つ目は、…

52 座右の書にふさわしいH・P・ブラヴァツキー『沈黙の声』

出典:Pixabay ブラヴァツキーが東洋の古典から英訳、解説した『沈黙の声(The Voice of the Silence)』は、神智学に関心のある人にもそうでない人にも感銘を与える本だと思うので、エッセー50「ウィリアム・ジェームズに対する疑義、神智学協会国際本部7…

51 神智学協会の歴史を物語る古い映像を含むドキュメンタリー

出典:Pixabay 「Theosophical Society」によって2013年3月8日に公開された神智学協会の歴史を物語る古い映像を含むドキュメンタリー動画を見つけたので、貼っておく。神智学協会の初期の歴史から、アメリカで神智学協会の形成されていく様子が物語られてい…

50 ウィリアム・ジェームズに対する疑義、神智学協会国際本部7代会長だったラーダ・バーニアのインド舞踊

出典:Pixabay 今、H・P・ブラヴァツキー『沈黙の声』をジェフ・クラーク訳で読んでいる。 沈黙の声 オンデマンド(ペーパーバック) H・P・ブラヴァツキー (著),ジェフ・クラーク (翻訳) 出版社: UTRYU PUBLISHING (2015/9/3)ASIN: B0156B9RLU Ama…

49 絵画に見る様々なマグダラのマリア

出典:Pixabay 執筆中の拙児童小説『不思議な接着剤』に、グノーシス主義の福音書文書の一つ 『マリアによる福音書』に登場するマグダラのマリアをモデルとした人物を登場させたいと思い、マグダラのマリアについて自分なりに調べてきた。 マグダラのマリア…

48 失われたと思っていた中国五千年の芳香

出典:Pixabay たまたま出合った動画だった。 「夢醒」という中国語のタイトルの歌で、ソロ歌手のお名前は姜敏とおっしゃるようだ。 何かなつかしいとしかいいようのない情感でいっぱいになり、涙がとまらなくなった。 後で家族に聴かせてみると、へえー綺麗…

46 ブラヴァツキーの神智学を誹謗中傷する人々 ③ブラヴァツキーの名誉回復

出典:Pixabay 日本語版ウィキペディアのブラヴァツキー、神智学、神智学協会に関するページの記述があまりに低俗、お粗末であることから疑問に思い、外国語版ウィキペディアを参照してみようと思ったことから外国語版ウィキペディアをよく利用するようにな…

45 祐徳稲荷神社参詣記 (1)2012~2014年

出典:Pixabay 花山院萬子媛は、佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社の創建者として知られている。 祐徳稲荷神社の寺としての前身は祐徳院であった。明治政府によって明治元年(1868)に神仏分離令が出されるまで、神社と寺院は共存共栄していたのだった。祐徳院…

44 ヴァージニア・ウルフの知性美と唯物主義的極点

出典:Pixabay ヴァージニア・ウルフはフェミニズムの先駆者として、また「意識の流れ」という手法を用いた知性派の小説家として知られている。 少女時代に性的虐待を受けたことが原因となって精神病を発症し、自殺したことでも知られているだろう。 フェミ…

43 H・P・ブラヴァツキーが出てきた最近の単なる夢三つ

☆インデックス Free Images - Pixabay H・P・ブラヴァツキーが出てくる夢を三日連続して見た。神秘主義的な雰囲気の夢ではなく、ありふれた夢で、記録しておかなければ、あっという間に忘れてしまいそうな夢にすぎない。それでも、ちょっと面白いと思った…

42 レオ・ペルッツが飼っていたレオ・ペルッツ虫と神智学

出典:Pixabay こんな記事ばかり書いていると、そのうちお叱りを受けるのではないかと怯えているが、また書いてしまう。 でも、わたしのように性格の悪い人間が書かなければ、誰も書かない。神智学徒には知的で奥ゆかしい人が多いので、ブラヴァツキーの神智…

41 個人を取り巻いているオーラの質

☆インデックス Free Images - Pixabay H・P・ブラヴァツキー(ボリス・デ・ジルコフ編纂, 老松克博訳)『ベールをとったイシス 第1巻 科学 下 』(竜王文庫、平成27年)によると、霊媒性はその個人を取り巻いているオーラの質でわかるという。 霊媒性は,…