マダムNの神秘主義的エッセー

神秘主義的なエッセーをセレクトしました。

2015-08-25から1日間の記事一覧

7 惑星について

出典:Pixabay まだ国際天文学連合(IAU)総会で新定義として提案された段階ではあるけれど、太陽系の惑星が一挙に3つ増えるかもしれないという新聞記事を読み、楽しい気分になった。 その3つの惑星とは、太陽から遠い順からいって、冥王星より大きい「…

6 死者の行動について、ちょっとだけ

出典:Pixabayお盆ということで、帰省しているかたも多いのではないだろうか。 お盆は、死者たちを話題にするにはふさわしい。とはいえ、お盆に、死者たちはどうするのか、どんな行動をとるのかを、わたしは知らない。 わたしが知っているのは、死んだあと初…

5 自己流の危険な断食の思い出

出典:Pixabay 病気のために、外食や弁当に頼ることもしばしばだが、食事というものの重要さは、わたしなりにわかっているつもりだ。というのも、大学生だったときに、自己流の断食を試みたことがあるからで、その体験を通して身に沁みてわかったことがあっ…

4 イエスの弟子マリアについて、ちょっとだけ

ジオット・ディ・ボンドーネ、マルセイユへの旅「マグダラのマリア伝」(マッダレーナ礼拝堂)出典:Wikimedia Commons ダン・バースタイン編「ダ・ヴィンチ・コードの真実」(沖田樹里亜訳、竹書房)を読もうと思っているのだが、イエスの弟子にマリアとい…

3 精神安定剤の思い出

出典:Pixabay 神経症(心因性頻尿)と共に過ごした中・高校時代 悪癖を断つ 神経症になったきっかけ及び高校卒業以降 神経症になったハムスター つらかった時代に没頭した詩作 神経症(心因性頻尿)と共に過ごした中・高校時代 鬱病・パニック障害・境界型…

2 マザコンのバルザック?

出典:Pixabay 母親のことを大層冷たく書くバルザックは、実は自分でも意識していないマザコンだったのではないだろうか。この部分に光を当てた評論は見当たらず、バルザックが母親に与えた評価(酷評)がそのまま罷り通っている。母親宛の書簡から、バルザ…

1 文学賞落選、夢の中のプードル

出典:Pixabay 作家の卵を続けてきて、35年目に入った。処女作は中学1年生のときに書いた『太陽のかがやき』という題名のジュニア小説だった。そのとき、もう作家になった気分でいたものだ。肉体はもう壊れかけているというのに、その気分だけが今もぬくぬく…