ミール城(ベラルーシ共和国)出典:Pixabay 最終日(2013年12月8日)に出かけた「シャガール展」。 以下のような展示内容だった。 ●油彩「エッフェル塔と新婚の二人」1928年「恋人たちとマーガレットの花」1949 - 50年 ●版画「母性」全5点、1926年「アラビ…
出典:Pixabay 岩間浩『綜合ヨガ創始者 三浦関造の生涯 』(竜王文庫、2016)は、総合ヨガを創始し、わが国に近代神智学を紹介した三浦関造を描いた決定版である。 この書は「伝記」的ではあるが、同時に、三浦関造関係者の証言集ともいうべき性格を備えてい…
①ハンス・カロッサ Hans crossa出典:Wikimedia Commons 出典:Pixabay 死者Xから来た手紙―友よ、死を恐れるなエルザ・バーカー(著),キャシー・ハート(編集), 宮内 もとこ(翻訳)出版社: 同朋舎出版 (1996/03) http://www.amazon.co.jp/dp/4810422798…
出典:Pixabay 側の丸椅子に積み重ねた本の中に、これから執筆しようとしているエッセーの資料となる2冊の本がある。一旦拙ブログ「マダムNの覚書」で記事にしかけたものの、放置していた。 エッセー 51「神智学協会の歴史を物語る古い映像を含むドキュメン…
出典:Pixabay 吉永進一「近代日本における神智学思想の歴史」の構成から見ていこう。 吉永進一「近代日本における神智学思想の歴史」『宗教研究』84 巻2 輯(2010年)ci.nii.ac.jp/naid/110007701175 (2016/6/10アクセス) 漢数字を算用数字に変えさせていた…
出典:Pixabay 吉永進一「近代日本における神智学思想の歴史」を2015年12月27日の初回のアクセス時に通読し、今回のアクセスまでに何回か部分的に読んでいた。今回は印刷して読んだ。 吉永進一「近代日本における神智学思想の歴史」『宗教研究』84 巻2 輯(2010…
Free Images - Pixabay 神智学協会の影響を受けていたことがわかった海外の作家について調べていたとき、偶然、神智学とアントロポゾフィーに関する論文を閲覧した。 Marco Pasi、Joscelyn Godwin英訳、Theosophy and Anthroposophy in Italy during the Fir…
Free Images - Pixabay レスリー・プライスによって1985年に設立された「Theosophical History(神智学史)」という神智学組織には無所属の、神智学のすべての側面に専念独立した学術雑誌の記事をたまたま閲覧した。アムステルダム大学の Marco Pasi によっ…
アメリカ、アリゾナ州の化石の森国立公園出典:Pixabay わが国でブラヴァツキー夫人をバッシングしている記事を調べることで、バッシングしている人々の利害関係と目的が明らかになるはずである。調べているうちに、三つの問題が浮かび上がってきた。 一つ目…
出典:Pixabay ブラヴァツキーが東洋の古典から英訳、解説した『沈黙の声(The Voice of the Silence)』は、神智学に関心のある人にもそうでない人にも感銘を与える本だと思うので、エッセー50「ウィリアム・ジェームズに対する疑義、神智学協会国際本部7…
出典:Pixabay 「Theosophical Society」によって2013年3月8日に公開された神智学協会の歴史を物語る古い映像を含むドキュメンタリー動画を見つけたので、貼っておく。神智学協会の初期の歴史から、アメリカで神智学協会の形成されていく様子が物語られてい…
出典:Pixabay 今、H・P・ブラヴァツキー『沈黙の声』をジェフ・クラーク訳で読んでいる。 沈黙の声 オンデマンド(ペーパーバック) H・P・ブラヴァツキー (著),ジェフ・クラーク (翻訳) 出版社: UTRYU PUBLISHING (2015/9/3)ASIN: B0156B9RLU Ama…
出典:Pixabay 執筆中の拙児童小説『不思議な接着剤』に、グノーシス主義の福音書文書の一つ 『マリアによる福音書』に登場するマグダラのマリアをモデルとした人物を登場させたいと思い、マグダラのマリアについて自分なりに調べてきた。 マグダラのマリア…
出典:Pixabay たまたま出合った動画だった。 「夢醒」という中国語のタイトルの歌で、ソロ歌手のお名前は姜敏とおっしゃるようだ。 何かなつかしいとしかいいようのない情感でいっぱいになり、涙がとまらなくなった。 後で家族に聴かせてみると、へえー綺麗…
出典:Pixabay 日本語版ウィキペディアのブラヴァツキー、神智学、神智学協会に関するページの記述があまりに低俗、お粗末であることから疑問に思い、外国語版ウィキペディアを参照してみようと思ったことから外国語版ウィキペディアをよく利用するようにな…
出典:Pixabay 花山院萬子媛は、佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社の創建者として知られている。 祐徳稲荷神社の寺としての前身は祐徳院であった。明治政府によって明治元年(1868)に神仏分離令が出されるまで、神社と寺院は共存共栄していたのだった。祐徳院…
出典:Pixabay ヴァージニア・ウルフはフェミニズムの先駆者として、また「意識の流れ」という手法を用いた知性派の小説家として知られている。 少女時代に性的虐待を受けたことが原因となって精神病を発症し、自殺したことでも知られているだろう。 フェミ…
☆インデックス Free Images - Pixabay H・P・ブラヴァツキーが出てくる夢を三日連続して見た。神秘主義的な雰囲気の夢ではなく、ありふれた夢で、記録しておかなければ、あっという間に忘れてしまいそうな夢にすぎない。それでも、ちょっと面白いと思った…
出典:Pixabay こんな記事ばかり書いていると、そのうちお叱りを受けるのではないかと怯えているが、また書いてしまう。 でも、わたしのように性格の悪い人間が書かなければ、誰も書かない。神智学徒には知的で奥ゆかしい人が多いので、ブラヴァツキーの神智…
☆インデックス Free Images - Pixabay H・P・ブラヴァツキー(ボリス・デ・ジルコフ編纂, 老松克博訳)『ベールをとったイシス 第1巻 科学 下 』(竜王文庫、平成27年)によると、霊媒性はその個人を取り巻いているオーラの質でわかるという。 霊媒性は,…
26 ブラヴァツキー夫人の神智学を誹謗中傷する人々 ①ブラヴァツキー夫人とオウムをくっつける人 出典:Pixabay 今年はブラヴァツキー夫人の神智学や神智学協会、それを日本に紹介した一人であった竜王会の創立者三浦関造に対する誹謗中傷にわたしの関心が向…
出典:Pixabay 異端審問の延長上に生まれた魔女裁判 魔女妄想の拡大に一役買った、グーテンベルクの出版革命 魔女裁判の衰退に影響を与えた、ヴァイア―の魔女懐疑論 アグリッパの思想系譜に属する神秘主義者、ヴァイア― キリスト教が生んだブラックファンタ…
出典:Pixabay 映画「アレクサンドリア」*1を観た。 地中海の真珠と謳われた、国際的学術都市であったアレクサンドリア。アレクサンドリアの街並みは、マルタ島のリカゾリ砦に建築された実物大のセットとデジタル技術とが融合したものだという。 ヒュパティ…
O. Von Corven,The Great Library of Alexandriaアレクサンドリア図書館の内部(想像図)右上に巻子本を収めた棚が、手前に巻子本を抱える人物が描かれている。出典:Pixabay 新プラトン派の創設者は、プロティノスの師アンモニウス・サッカス 音楽のように…
Drawn by Jules Maurice Gaspard (1862–1919)1908年の想像画出典:Wikimedia Commons 象徴的な意味合いを持つヒュパティアの死 誤解を招きやすい用語《神秘主義》 アンリ・セルーヤが解説する、神秘主義の概念及び定義 象徴的な意味合いを持つヒュパティアの…
出典:Pixabay 寝床で本を読んでいたためか、次のような夢を見た。 知っている文学部の老教授が亡くなる(現実には何年も前の出来事)。 わたしはバンガロー風のカフェにいて、わたしに宛てられたという形見となってしまった2冊の雑誌を渡され(渡したのは…
出典:Pixabay はじめに 枕許からのレポート Ⅰ プロローグ Ⅱ ある友人に宛てて出した手紙の一部 Ⅲ 思想形成の出発点となった体験を考察する あとがき はじめに わたしは自称・神秘主義者で、そのことを人様から怪訝に思われていることでしょう。実をいいます…
スコットランド・マル島出典:Pixabay マクドナルドの作品が持つ、豊麗な神秘性 「マクドナルド童話全集 全12巻」(太平出版社)、脇明子による新訳『北風のうしろの国』(岩波書店) マクドナルドを師匠と呼びながら貶めたC・S・ルイス イデオロギー色の濃…
弟子たちや、第二次大戦後に左傾化した教育機関の研究者たちによって神格化され、国民作家として不動の地位を占めるようになった夏目漱石。野口英世の前に千円札に印刷されていたのは漱石だった*1 果たして彼はそうした器の人であったのか、検証してみたい。…
ノリッチのウェンサム (Wensum) 川出典:Wikimedia Commons ジブリ映画『思い出のマーニー』*1を観た。 とても美しい映像とマーニーの魅力に惹かれたが、いつもジブリ作品に感じるように、今回も違和感があった。 ジョーン・G・ロビンソン原作『思い出のマー…